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製缶定盤紹介

こんにちは、友鉄マシン中井です。今回は製缶定盤をご紹介します。
弊社の得意とする定盤は鋳物製の大型定盤となり、基礎にピットを掘ってその中に入れ込むという形がスタンダードとなります。
その他にも、基礎に埋め込む前提のレール定盤や、フロア面にそのまま設置する箱型鋳物定盤もあります。

今回ご紹介するのは製缶作業定盤となります。鋳物ではなくSSの鋼材を使用し、
エンドユーザー様が作業しやすい高さで設計を行います。
キャスターやアジャスターを取り付けて移動やレベル出しもスムーズに出来るように要望を図面化して形にします。
機械加工は鋳物定盤同様に大型加工機で行います。
このような製缶定盤の場合はお客様にて設置レベル出しが可能ですので設置工事は行わず、車上渡しが基本となります。
工場や作業の状況に合わせて大きさや高さを自由に決められるのが特徴です。

天板を溶接固定すると内部応力が発生し、一気に機械加工を行うと反ってしまいます。
それを踏まえて仕上加工の削り量を調整し、負荷を掛けない状態で反りがほとんど無い状態に仕上げます。
以前納品させて頂いたお客様が、作業エリア拡大でリピートでご依頼頂くこともあり弊社の製缶定盤が活用されていることは嬉しく思います。

引き続きお客様の開発・製造・試験・検査工程などにお力添え出来ればと思います。
引き続きよろしくお願い致します。

特機事業部 中井