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あと施工アンカー講習

こんにちは、友鉄マシン中井です。

弊社の定盤施工については基本仕様はアンカーで基礎に定盤を固定してレベル調整を行います。

アンカーといっても色々な種類があり、施工方法も様々です。

この度、日本HILTIさん主催のあと施工アンカー施工講習会を実施しました。

定盤のアンカー打設については、あと施工ケミカルアンカーの打設となります。

基礎にドリルで穴をあけて、接着剤を入れ込み、アンカーボルトを入れて完成となります。

建築関係の場合、天井にアンカーを打設して設備や構造物を吊ることがありますので、万が一施工が不十分だと、アンカーが外れて吊り荷が落下し、大事故に繋がります。その為にも特に建築関係ではアンカーについての資格取得の動きが加速しています。

安全な工事を行う為にも基礎知識や基礎技術の習得が必要となります。

現状アンカー打設の資格については国家資格や公的資格はなく、民間資格となります。

JCAA(一般社団法人日本建築あと施工アンカー協会)が一般的な資格となりますが、試験が年に1回しかなく、また施工サイズによって2段階の受験が必要となる為、今回は日本HILTIさんの実施する講習会に参加しました。

定盤用のアンカー打設方法の基礎を学び、もしその基礎を怠った場合のリスクを具体的に理解しながら、改めて作業手順の役割や重要性を学びました。

定盤以外にも、付属部品を固定する為のアンカーを打設することがありますが、今までオールアンカーというピンを打ち込んで固定するものがスタンダードだと思っていましたが、強度安全性の面から、ナットを締め付けて固定するものが主流になっていると知りました。

これについても、実際にコンクリートに打込方式と締付方式のアンカーを施工してみて、コンクリートの割れの有無や作業性を確認しました。

締付方式の方がより安全によりスピーディーに作業を進められたので、これは今後の定盤工事にも生かす事の出来る学びとなりました。

現場ごとに求められる資格が異なりますが、多くの対応力を持っておきたいと思いますので、講習等の人材育成に力を入れてお客様にお力添えできるように努めてまいります。

株式会社友鉄マシン 中井